先日はシンガポールとの往来の話題でしたが、今日はマレーシアです。8月15日日本経済新聞朝刊より一部引用します。
マレーシアを訪問中の茂木外相は14日、同国の外相と会談し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて制限している往来の再開について協議した。9月上旬にも企業の駐在員や長期滞在者の入国制限を緩める方針で合意した。
宿泊施設などで14日間の待機を条件に外国人の往来を認める。茂木氏は両国が国費で実施する留学事業に関し「留学生の早期来日を実現すべく調整を進める」と述べた。出張などビジネス目的の短期入国は引き続き制限する。
当面は、中長期在留者向けの「レジデンストラック」のスキームを利用した入国のみが適用され、短期出張者向けの「ビジネストラック」は適用されないということのようです。
マレーシアは、日本人ビジネスマンの間では長期滞在先として大変人気のある国のひとつです。同国には民族が複数存在するので、英語が広く使われており、大抵の人々は流暢に英語を使いこなすことができます。そのような環境を求めて、日本人ビジネスマンのファミリー層の中には、移住して子供達に小さい頃から生きた英語教育を受けさせようとする人々も多くいます。また、「留学大国」と言われるようにアジアのみならず世界各国から留学生が集まっています。もちろん共通語は英語です。それ以外にも、異国情緒あふれた自然に囲まれ、おいしい食事や様々な文化など、非常に魅力的な国です。同じアジア人なので、なんとなく親近感も持てますね。
隣国のシンガポールとも9月にはビジネス往来の再開が検討されています。PCR検査による陰性証明や行動計画の提出などが義務づけられますが、待機は免除される見通しです。
早く元の状態に戻ってほしいと願うばかりです。