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suzukan01ブログ

There is no accounting for taste

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皆さん、「ワーケーション」をご存知ですか?

「ワーケーション」とは、文字通り「ワーク」(仕事)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語で、2000年頃にアメリカで始まったと見られています。好きな場所でリフレッシュしながら仕事をする、オンライン会議などの勤務日を挟みながら長期旅行に出かける、といった活用法があるようです。

9月18日の日本経済新聞朝刊記事から引用します。

高度成長を支えた元企業戦士の方々に言わせれば、”仕事をしながら遊ぶとは、一体何を考えているのか!”というお叱りの声が聞こえてきそうですね。”24時間働けますか?”というCMが大ヒットした時代です。また最近でも「オンとオフの切り替え」というフレーズも聞かれましたが、この「ワーケーション」は切り替えどころか両方を一緒に取り込んでしまう、というのがコンセプトのようです。

某ホテルのプランの一例を紹介します。

初日:ランチミーティング→客室・コテージで各自仕事→ゴルフ→夕食(懇親会)、2日目:各自仕事→小宴会場でミーティング→本社とのオンライン会議→昼食・各自仕事→ゴルフ→家族と合流し夕食、3日目(最終日):家族と観光や買い物

といった感じです。オンライン環境が整っており、営業等直接取引先と面談する必要のない職務であれば、必ずしも会社で仕事をする必要はありませんし、ホテルで仕事となれば、仕事が終われば家族と合流して同時に休暇もとれます。自身の「心の切り替え」とスケジュールや仕事の進捗ををきちんと管理できる「セルフコントロール」が上手くできれば実現可能と思われます。

「ワーケーション」を導入している企業はまだ少ないようですし、労務管理や生産効率等、課題もあるようです。実際のところは、今回のコロナ禍で観光産業が深刻な影響を受け、ホテル側も様々なリカバリー策を打ち出してきていることの一環でしょう。

実は、海外ではビザの発給もしているようです。

ITの先進国であるエストニアでは、7月から「デジタル・ノマド・ビザ」の発給を始めました。対象となるのは、国外で働くか、国外の企業にサービスを提供するフリーランスでテレワークができ一定以上の収入を持つ人で、最長で1年間滞在できるとのことです。

コロナをきっかけに、人生100年時代における新しい働き方・休暇の過ごし方、人生観を左右するようなテーマとして、今後さらに注目を浴びそうです。

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