2/14日本経済新聞朝刊に掲載された表題の記事を引用、紹介します。
いかがでしょうか?日本の会社では、忙しそうな人がバタバタしていたり、シーンと静まりかえって皆一見仕事に集中しているかのように思われる職場が多いのではないでしょうか。上司が帰るまでは、特に仕事もないのに仕事をしているフリをしてそのまま残業してしまう。著者はこれらを「うその勤勉」と称しています。
かなり厳しい論調ですが、一般的な会社員であれば誰もが思いつくところがあるのではないでしょうか。
日本は諸外国(特に欧米先進国)と比べて労働生産性が低い、と良く言われていますが、このあたりにも原因が潜んでいるようです。
実際、私も日本の大企業と外資系の日本法人に勤務しましたが、実質的な人事評価の軸が違う印象を持っていました。日本の(特に)大企業は、成果や結果よりも、周囲との協調性や仕事に対する取り組み姿勢がより重視されていたように思います。一方、外資系企業では、特にマネージャー職以上においては、成果や結果が全てでした(ただしある欧州企業において、経営幹部の人事については、どろどろとした魑魅魍魎の政治の世界が横行していたのを記憶しています)。
「最初の一人」になるのは勇気がいることですし、部下を持つ管理者であるからこそ、実行が難しいこともよく理解できます。
今はやりの「同調圧力」、我々日本人一人一人が、少しずつでもいいので抜け出してみませんか?
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