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suzukan01ブログ

There is no accounting for taste

合計: £0.00

ビジネスをする上で、第三者との間で提携をすることは多く行われていることと思います。

提携といってもいろいろ種類があります。資本参加や合弁会社設立、といった株式の取得・保有を伴う資本提携もありますが、実務上多く見られるのは、技術提携・販売提携・生産提携の3つではないかと考えられます。

例えば、「販売提携」についての概要は以下のとおりです。

一般的には、メーカーが、販売店が有する販売資源、販売チャネル、人材等を活用し、市場への参入を図るやり方です。提携先の販売店にとっても、新規顧客の開拓や売り上げ増大の効果が見込まれます。ただし、メーカーのマーケティングポリシーに合わない販売方法・サービス等が行われてしまうと、メーカーのブランド力が損なわれてしまうリスクもあります。

契約上は、「販売店契約」又は「代理店契約」がメインとなります。「販売店契約」とは、メーカーが販売店に製品を販売し、販売店は顧客に製品を再販売する形です。一方、「代理店契約」は、代理店がメーカーの代理店として顧客と代理店契約を締結しますが、法的効果はメーカーに帰属します。

販売店は、メーカーから製品を買い取るため在庫リスクが発生すると同時に、顧客からの代金回収リスク、顧客からの(一次的な)クレーム対応処理等のリスクを負いますが、再販売価格の決定権を有し、通常は代理店よりも多くの利益が得られます。日本では、両者を合わせて「販売代理店契約」と言われることも多いです。

では、次回は「販売店契約」を深堀して見ていきます。

行政書士鈴木法務オフィス  http://www.suzuki-kokusaihomeoffice.com

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