外国人を採用する企業が年々増えており、外国人のマネジメントを任される上司・リーダーの方も多いのではないでしょうか?
今回は、日本人従業員に対する場面以上に重要ではないかと考えられる「要素」3つ取り上げてみます。
専門性を持つ
「この業務については○○さんに聞く」と言われるような「専門性」「専門分野」を持つことが大切です。その人の「代名詞」ともなればOKでしょう。「営業」「商品開発」「広告・宣伝」「生産管理」「物流」「経理」「総務・人事」各業務範囲がありますが、例えば「総務・人事」であれば、「新人教育のプロ」「年金・保険のプロ」というような、もっと狭い分野のプロであることです。
一方、「筋トレのプロ」といった仕事に直接関連しない分野でも、別の意味で価値はありますね。
論理的であること
上下の関係を超えて、きとんと「議論」できること。その際大切なことは、仮に外国人従業員の主張と自分の主張が食い違っていても、すぐに否定・非難することなく、じっくり聞いて話し合う、最終的には(できれば)自分の主張に納得してもらうように説得できるスキルのことです。自由に討論できる場、環境作りをすることも上長の役目です。論理的に話すスキル、傾聴するスキル、相手の主張を受けとめる人間力、様々な要素が関連します。
主体的に議論するように心がけてみてください。
積極的で明るいこと
仕事上でもプライベートでも、自らの殻にとらわれず、いろいろチャレンジする積極性が大切です。外国人の母国語や食事、様々な文化について、積極的に学ぶ姿勢は、外国人従業員にとって非常にウエルカムです。そして明るいこと、これが何より重要です。
常にオープン、受け入れる姿勢でいること。仕事上言うべきこと、厳しく指導することは当然ですが、その後のフォローも欠かさない配慮ができること。
積極的で明るいことは、人間的に大きな魅力となります。
まずはこの3点を心がけて行動してみてはどうでしょうか?