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suzukan01ブログ

There is no accounting for taste

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24日日本経済新聞記事より一部引用。要約。

最近インドネシアが熱いです。今日は東洋ワークという会社がインドネシアに訓練校を設立し、日本式で製造業に即戦力を創る、という記事を紹介します。

製造業の人材派遣を主力とする東洋ワーク(仙台市)は、2019年10月からインドネシアで1万人の職業訓練を始めた。同国政府からの受託事業で、選ばれた5社のうち唯一の海外企業だ。研修ではフォークリフトなど建設現場や倉庫で必要とされる4種の資格をとることができる。日本式の教育で製造現場に即戦力を生んでいきたい考えだ。

これこそがまさに日本の最大の強みである「製造業の技術継承」です。この会社はベトナムやネパールでも人材派遣を手がけているようですが、言葉も習慣も違う外国人に、即戦力化を目指して比較的短期間で専門技術を教え込むことは、非常に難しい作業であるはずですが、日本企業の「お家芸」といえるでしょう。

日本でも入職前の教育で指導している整理・整頓・清掃・清潔・しつけの「5S」の考えを取り入れた。少し間違えば大事故につながってしまう製造現場での作業で、一丸となって行動し、ルールを守ることを教えるのも職業訓練の第一歩。視察に来た政府関係者「きちんとしている」と印象を語る。

「5S」とはずいぶん懐かしい印象を受けますが、昔はどの会社の壁にも貼られていたものです。日本人にとってはあまりに常識的な習慣も、外国人にとってはむしろ新鮮なのかもしれません。すべては基本から始まります。事故が起こってしまってからでは遅いため、予防の観点からも重要です。チームとして行動することも、日本人の最も得意とするところですね。

東洋ワークは18年、インドネシアで20年間人材教育などに携わり、約400の日系企業と取引のある現地会社を買収した。

同事業を終えて実際に就職したのは半分程度で、日本での就職はゼロだが「インドネシアから年100人派遣することが目標」という。

現地企業への派遣のみならず、今後製造現場での人手不足が深刻化する日本企業への派遣が実現されることを期待します。「特定技能」の出番ですね。

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