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suzukan01ブログ

There is no accounting for taste

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今回は、法律的な専門用語です。”commission or omission”とは、「作為または不作為」という訳になります。”commission”は、「法律上または契約上してはならないことをすること」または「すべき義務を不完全に行うこと」を指し、”omission”は、「すべき義務を果たさないこと」を意味します。ちょっと難しい表現ですが、要は、”commision”は「やってはならないことをやってしまうこと」、”omission”は「やるべきことをやらないこと」とイメージすればいいと思います。どちらも問題が生じる原因となりますが、例えば「行政の不作為」などと報道等で使われたりしますね。

【例文】

Contractor shall be liable to Owner for any loss or damage arising out of Contractor’s failure to perform the obligations hereunder unless such failure is due to a commission or omission of Owner to perform the duties hereunder.

【訳文例】

コントラクターは、本契約上の義務の不履行から生じた損害についてオーナーに対し責任を負う。ただし、その不履行がオーナーによる作為または不作為の結果による場合はこの限りではない。

(出典:英文契約書の基礎知識)

細かいことですが、”commission or omission”の前に”a”がついていることに注目しましょう。

行政書士鈴木法務オフィス http://www.suzuki-kokusaihomeoffice.com

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